どこかの外国語
私は高校3年生。目の前の机に広げられているのは、何十年も前からその姿が固定されている数式や、本来私が話す必要はないどこかの外国語、
私が想像もできないような過去の出来事がこれでもかと言わんばかりに並んでいます。そう・・・。私は優良系受験生なのです。
あと数ヵ月後には、人生を左右する大きな戦いに挑まなければいけません。
その戦いはこれでもかと言わんばかりの努力の積み重ねがものを言います。(少なくとも凡人の私にとっては・・・。)
毎日の積み重ねが戦の勝敗を決めるのです。今日も私のライバル達はその努力を積み重ねたことでしょう・・・。
その差を埋めるためには、私は自分の睡眠を犠牲にして机に向わなければいけません。
ただでさえこんな状況なのに、私は彼に「明日また来てもいいですか?」と言ってしまったのです。
私はなんということをしたのでしょう。これではまた明日周りのライバルに差をつけられてしまいます。
しかしそれでも私は彼との一方的な約束は破るわけにはいきませんでした。
私の気持ちがそれを許しませんでした。
私は彼に会いたかったのです。
その日私は太陽が姿を見せ始めるまで机に向かい、逆援助を積み重ねてから少しの時間ベットに入りました。
そして案の定いつものように母の声で起されました。
「休みだからっていつもでも寝てるんじゃないわよ!!あんた受験生でしょ!!」
柔らかいベットの上で夢見心地な気分の中、そんなことを言われれば誰だって耳をふさぎたくなります。
しかし、その日の私は違いました。
母の声を遮ろうと耳をふさごうとしたとき思い出したのです。
一方的な約束を・・・。
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2011年12月29日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:女性の特徴

